コピーに合う写真をデザインする【キャッチコピーと写真素材の関係】
キャッチコピーは大事です。ですがキャッチコピーに合う写真素材も大事です。両方がリンクしていないと弱い広告になります。例えば『美味しいごはん』というキャッチコピーなのに写真が『魚を釣ってるところ』だとあまりピンと来ませんよね。
コピーに合う写真を探す
コピーに合う写真もデザインの一つです。コピーとリンクしていたり、コピーの言葉をイメージした時の写真だったり、言語化から視覚化したものを選びましょう。言葉でもわかる、イメージでもわかるとベストです。
無料素材では見つからない(ことが多い)
キャッチコピーからデザインを作った場合、WEBで転がっている無料の素材ではなかなか合う写真や画像は見つからないでしょう。WEB上で何時間も写真を探すより、自分で撮影するか、合成写真をデザインした方が早いです。ですので合う写真を探すのではなく、合成用の写真を探すのも手です。
逆に写真からデザインのインスピレーションを得た場合は【写真→イメージ→キャッチコピー】となるのでWEB上の素材でもマッチするものは早々に見つけられるでしょう。
具体例
では具体的に考えてみましょう。コピーは『2020年、熱い冬を家で過ごす』にしましょう。ちなみに“熱い”と“冬”が逆説になっています。これは“逆説の単語を入れる”という一つのテクニックです。とりあえず冬っぽい写真を探します。雪景色にしましょうか。
これだとなんか合っているけど弱いですね。コピーは“熱い冬”ですので燃えるような合成用の素材を探しましょう。熱いといえば“炎”や“熱狂”だったり。ですので、冬景色を燃やしてもいいですしウィンタースポーツで熱狂している感じでも良さそうです。さらに“家で過ごす”ということですので“テレビで見ている”感や、“スマホで見ている”感も入れてもいいですね。
コピーに合う写真を合成する
先ほどの雪の素材に【熱い炎】や【テレビ】を合成してコピーの『2020年、熱い冬を家で過ごす』に合う写真素材を作ります。
これなら『2020年、熱い冬を家で過ごす』のコピーと写真素材が合ってますね。
まとめ
今回はコピーと写真素材の関係性についてお話ししました。コピーからデザインを作る時は他の素材をWEBで探すと時間がかかります。(考えたコピーに合う素材はなかなか見つかりません。)写真を撮るか、写真素材を合成してコピーに合う素材を作っちゃいましょう。作った素材とコピーがマッチすればより良いデザイン、広告にもなりますので、是非『読んでわかる、見てわかる』広告デザインを目指してください!