表紙デザインは1、2、3を基本に配置
表紙デザインの作り方は1、2、3の構図が大事です。人の目線なんてせいぜい2秒とか1秒しか見ないわけで。ちゃんと見ろよ、と思うかもですがスマホとかシャッシャッシャッとしか見ないですね。そのなかでその人が興味ある内容だったらじっくり見てみるって感じですよね。なのでデザインも1、2、3とリズムよく配置しましょう。
1、2、3って何?
1…アイキャッチ
2…説明
ーー(ここまでが1秒とか2秒とか)ーー
3…詳細
大きく3つの項目に分けて配置します。
1…アイキャッチ
1のアイキャッチでインパクト(人の顔やイメージ画像、イラストなど※デザインに沿った意味のあるものだと尚良し)で見せるか、言葉(キャッチコピー)で見せるか。言葉の場合は、それに合った画像と組み合わせて見せてもありです。
2…説明
2でキャッチの説明をします。1でアイキャッチをしているので2は言葉が無難だと思います。2の説明でまたイメージ画像とか使うとデザインを見た人が『?』になり離脱してしまいます。1と2は離しすぎないように、同時に感じられるように配置しましょう。
3…詳細
3の詳細は日付や時間、価格などの項目です。1、2で興味持った人が詳細の中身も1、2、3と項目を分けて配置するとより見やすくなります。
全て言葉で構成する際も1、2、3と意識することが大事です。いわゆる、1キャッチコピー、2リードコピー、3ボディコピーとかっていうやつですが、はじめはあんまり意識しなくて良いかなと。コツは1の説明を2や3でもう一度しないこと。例えば、『今日は晴れになることを伝えたい』として考えてみます。
キャッチコピーの1、2、3の事例
1…本日は晴れです
2…今日はとても青い空のお天気です
3…9月19日(土)は太平洋のよう青く広がる空となり、外へ出てスキップしたくなるような日になります
これだと、“あれ??、一緒のこと言ってる”となります。1のキャッチコピーをただ単に文章化したり、言葉を置き換えて長く書いているだけだと意味ないです。さらに言えば、
・晴れといえば青い空、青い空といえば(壮大だから)広がる海、広がる海といえば太平洋。
・晴れといえば気分あがる、気分あがるといえばスキップ。
と、連想ゲームように考えるのは言葉を難しく、離れていってるのでダメです。これは言葉を横に広げていってるだけです。1、2、3と縦に深く、くわしく説明してあげます。
1…本日は晴れです
2…午前午後ともに一日中太陽が見える日となります
3…たまった洗濯物や遠出のお出かけも快適に過ごせる日となるでしょう
こんな感じです。1、2、3と段階を踏むごとに『詳しく』、『どうなるのか』説明していきます。
実際の1、2、3の配置は?
思いつく限りですが、こんな感じです。
(まずはポスターを例に縦の配置を考えてみます)
基本、縦の場合は上から下に、横の場合は左から右に配置します。(目線は左上から右下にいきやすい)
あと右開きの本とかは、右上から始まって縦書きで左下にいく、みたいな配置もあります。一般的なマンガのコミックスとか。
横の配置
次に横型の配置です。
名刺やポストカード、最近ではYouTubeのサムネイル作りなんかに使える配置です。
YouTubeのサムネイルについての注意点
YouTubeのサムネイルは配置が全てではありません。ビビットカラーや原色を使ったり、あえて小さい文字を配置することでクリック率が上がったりします。
デザイン業界では嫌われるドロップシャドウ、境界線なんかも使用するサムネイルも見られます。
YouTubeのサムネイル作りに関しては配置の順番が全てでは無いということを注意してください。
(実際に自分で試したところ、原色カラーのピンクや黄色を使用するとクリック率が高く、小さい文字を入れるのも良かったりしました)
参考記事『サムネの作りかた』
まとめ
デザインの基本配置は1、2、3とリズム良く配置してあげると上手くまとまります。難しく考えなくても大丈夫です。『デザイナーだから、おもしろい配置にしてやろう!』とかも考えなくていいです。むしろそんなの考えてしまっては誰も読めなくなってしまいます。人や自分の目の動きに沿ってリズムよく配置をしましょう。
動画について
動画作りでは1、すなわちアイキャッチがとても重要です。
特にYouTubeやTikTokの視聴は、開始1秒とか2秒で視聴するか離脱するかが問われます。
動画だから最初にプロローグやタイトルを綺麗に作っても離脱される原因になります。(※ティザー映像や他のメディアでの映像は除きます)
とにかくYouTubeやTikTokでは導入部分にインパクトを残す映像を入れましょう。
アイキャッチや、動画の中で一番面白いキーワード、ためになりそうな事柄、驚きなどの感情系など、インパクトに残ることを導入部分に入れると良いでしょう。
他人のレイアウトを“そのまま真似”をするのは大変危険です
ピンタレストから画像をそのまま保存されてる方にひとつ注意点がございますのでこちらでまとめております。
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