デザインの仕事【都心と地方の違い】
今回主観が強いのであくまで一例としてお付き合いください。※特に自身が都会のデザイナーではないので都心編は違ってる部分が多いかもです。
【都心のデザイナー編】
都心部で働くデザイナーって専門職です。2年半ほど都心部でメディアの仕事をさせてもらってたのでそのときの見解ですが。企画考える人(ディレクターさん)、文章構成作る人(ライターさん)、写真撮る人(カメラマン)、キャッチコピー考える人(コピーライターさん)、それでデザイナーさん。デザイナーはどちらかといえば紙面の構成を作る人。いわゆるDTP、レイアウト作る人です。ディレクターが全体まとめて、各々がそれに基づいて仕事していきます。なので専門分野の方が多いので各々が一流のプロなんです。
【地方のデザイナー編】
もちろん上記のようにチームで広告作るところもありますが、地方はそうでもないです。ほとんど全部、一人でやります。〇〇の案件考えて。と言われたら、
①企画構成考えて(流れとか打ち合わせして)
②言いたいこと、伝えたいこと考えて、
③素材集めて
④デザイン構成考えて
⑤グラフィックやイメージも考えて
⑥ポスターに入れるテキスト、キャッチコピーも考えて
そして作る!
(兼用もあります。記事書く人+カメラマンやコピー考えるひと+デザイナー。とか)さらに出来上がったらポスターだけでなく、WEB用にデザインを変えたり、動画を作ったりもします。全てを一人でやる分、やっぱり得意不得意があるのでクオリティは都心と比べて劣る部分もあります。写真撮るのが苦手だったり、文章作るのが苦手だったり。その分グラフィック作るのが得意だったり、動画展開するのが得意だったり。
まとめ
デザイナーの仕事について【都心】と【地方】でまとめました。都心と地方の大きな違いは人の数です。地方は中小企業も多いですし部署の人数も少ないです。一人にかかる案件の数が違いますから結果的に兼用して一人で全部やることになるのです。
【都会】は狭く深く、【地方】は浅く広く(その中で狭く深い分野を持つ)といったイメージです。
だから地方だけ、都心だけどっちかしか働いてない人が、いざ移動するとなったときそのギャップに驚きます。その認識がないと上手く立ち回れません。例えば地方から都心に出た際に、デザイナーにこういう文章でとか言っても『それは編集に言って』とか普通に言われます。逆に都心から地方に移動した時は『え、これも自分の仕事なの?』となるわけです。都心で働くデザイナーと地方で働くデザイナーで正解とかないですし、デザイン思考という概念もあるくらいですから、逆に何にでも対応できる能力が身につく職業でもあると信じてます。