両方目立たせたいのなら、赤と青
デザインをしているとメインひとつではなく、どうしても2つ同じように目立たせたい時があると思います。そんな時の配色の見本をご紹介していきます。ただし色の割合によって釣り合いのバランスが変わってしまいますので使うときは同じ割合やシンメトリーのデザインのときとかがいいでしょう。逆に“どういう時に使うの”って思う方もいると思うので後半で事例も載せておきます。
2つなら赤と青
定番ですが赤と青です
この2色を使えばとりあえず両方とも同じバランスで見えます。
あとは赤と黒です
黒は色が強いので赤色も少し強くしてあげるといいバランスになります。
黒とピンクもいいですね
ピンクをビビットに強くしたい場合は黒も強くしてあげましょう。
ほぼ使いませんが4つなら、赤、オレンジ、茶色、紫
2色でなくても一気に増やして4色です。4つ同じように目立たせたい場合です。2色のときと同じように4つの色の割合を同じにしましょう。
配色を選ぶ時のコツ
何色も同じように目立たせていく場合、色を選ぶコツとしては、
①.メインカラーを決める
②.メインカラー①とケンカしないような色を選ぶ
③.メインカラー①と②は仲直りしている状態なので3番目の色でまたケンカしないように色を選ぶ
という感じでひとつずつ合う色を探してみると良いですよ。彩度や明度まで変えてしまうと選ぶ色が無限に広がってしまいますので最初のうちは彩度や明度は決めてから選んでいきましょう。彩度や明度は全部の色が決まってから変えると良いです。難しい話ですが、4色も同じように見せる場面なんて、ほとんど無いので大丈夫です。
実際2色同時に見せたい時のデザインってどんな時?
良くあるのが対決のデザインをする時です。A君 VS B君みたいな。
対決のデザインでなくても、対談企画のデザインとか1対1のデザインというのは良くあります。あとは“ラーメンとうどん、どっち?”みたいな両方オススメですみたいな選ばせるときのデザインとか。正義か悪か、とか。
ちなみに対決デザインの時や、対談のデザインのときは人の顔を一緒に載せる場合が多いです。そういうときは“向かい合って配置する”のが基本です。どちらか左右、同じ方向を向いていると“共同感”、“共闘感”などの一緒にやるよっっていう感じが演出できます。
まとめ
今回は2つとも同じように見せたい時の色の選び方について紹介しました。色の配色はもっとたくさんあり、彩度や明度を変えることで配色はもちろん、見え方や意味合いも変わってきますので用途によって変えていきましょう。また、配色見本を参考にすることもありますし、慣れてきたら『自分の感覚で選んじゃう』のもデザインのおもしろさでもあります。