未経験者がデザイナーになるには

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未経験者がデザイナーになるには

デザイナーって職業いいですよね。どうやったらなれるんでしょうか。

それは簡単です。自分で『デザイナーです』と名乗ることです。デザイナーと名刺やプロフィールに書くことです。

自分がいざデザイナーになって思うのことは、すごく気合と毎日のように勉強する覚悟がいります。特に美術系の学校や専門学校も行ってない未経験者は。ずっとデザインのこと考えてる感じです。今回は自身の体験と合わせて書きたいと思いますので未経験の方の参考になれば幸いです。

未経験からの就職

元々は美術系でも専門性があったわけでなく、理系でした。化学とか、物理とか地球科学とか。就職活動していて思ったのは、『一生働くなら好きなことをしたい!』と全くの経験ゼロに等しい、Macもわからない、未経験者でしたが『デザインがやりたい!』とその業界を目指すことにしました。なぜデザイナーになりたかったと言うと、『なりたかったから』です。『おもしろそうだったから』『かっこよさそう』多分そんな浅はかな考えでした。当然、求人応募の電話しまくっても、やはり未経験者は取り扱ってもらえるわけもありません。しかも時既に秋冬でしたし。

ただタイミング良く1社だけ面接が出来ました。もう土下座する勢いで『やりたい』気持ちを何度も伝え、『しんどいよ?』にも全部『大丈夫です、何でもやります。』と根拠なき自信を返しました。『給料いりません!』とも言いました(笑)。本当に勢いです。その面接してくれた人は気持ちが熱い人で、採用してくれました。マジでちなみにその方に1回普通に落とされましたが、1ヶ月後にもう一回電話して再度面接で同じように気持ちを伝えてます。

最近振り返って見るとやっぱりこの『どうしてもなりたい!』という気持ちを持つのが一番大切だったのではないかと感じます。今は面接する側も経験させてもらいましたが、当時の自分の方が勢い凄かったなと思います。気持ちが強い子がいたら、上司に『未経験者ですけど、こんな変なヤバイやつがいました』と報告しますし。

就職してから地獄

マジで人生の暗黒時代です。普通にやめる勢いです。(でもデザイナーになりたかったのでやめませんでしたが。)ほぼ毎日怒られながらも、デザインのことや社会のことを教えてもらい、ノートにメモして勉強の毎日でした。休日も図書館に行ってデザインの勉強して、なんとか仕事をしてました。仕事ですので成果を出さないといけないのはあたりまえです。デザインの学校ではないので。そんな状態が数年続きます。

何をもってデザイナーなのか

自分で『いい感じのものが作れる』と思えるようになるまで3、4年かかったと思います。決して就職したから職業がデザイナーになるわけではないですから。強いて言うならMacとフォトショップが触れる人でしょうか。その後は動画(アフターエフェクト)のソフトにも興味が出てデザインと動画と両方していきました。動画を作るとデザインの見え方というか考えが増えるのでとても良かったと思います。時間軸や静止画のポスターも動いて見えるというか。

その後何やかんやで10年くらい続けて『自分はデザイナーだ』と自信を持てるようになりました。今は名刺に書いても全然大丈夫です。

デザイナーになるための資格

資格とか一応あるみたいです。『フォトショップ検定』とか『色彩検定』とか。持ってませんが。資格があっても、あまり意味ない職業だと思います。優遇もされないのではないでしょうか。それよりも『いい広告』『いいデザイン』ができる人の方が優遇されると思います。でも逆に検定とか持っていないのでイラストレーターのソフトは苦手です。デザインのソフトをなんでも触れるようになるためには資格を持つのはいいことかもしれません。

まとめ

冒頭にも書きましたがデザイナーになるには自分で『デザイナーです』と胸を張れるかどうかです。その中でどんなことが得意なのかとか、苦手なのかとか、自信を持って言えるかどうかだと思います。後は根拠なき自信を持つことです!デザイナーは多分一生勉強しないといけない職業です。時代に合わせて考えも変えていかないといけないし。でも、デザインがマジで好きなら誰でもなれる職業だと思います!

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