ハンコのデザイン気をつけて!

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ハンコのデザイン気をつけて!【4つ正方形に並んだ言葉の配置について】

こんばんわ。こんにちは。今回はタイトルの画像みたいなハンコのようなデザインについてです。ハンコのデザインというより『四文字熟語』とか『4つ正方形(2×2)に並んだ言葉や漢字』を配置する場合のデザインについて書きたいです。書きたいというか、声を大にして言いたい!

読めないです

…このハンコのデザイン、読めますか?

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読めます?

ちなみに『初花凛々(しょかりんりん)』と読みます。なかには『初凛花々』『花々初凛』と読んだ方、もしくはそうかな?と思った方もいると思います。つまり、こういうデザインは”読めない”のです。

初花凛々:

アーティストの“Cocco”と“くるり”が組んだ『SINGER SONGER(シンガーソンガー)』というバンドの曲です。※公式の映像がなかったのでyoutubeで検索してみてください。とてもやさしい歌です。

さくっと修正しましょう

ではこちらはどうでしょうか。

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こちらはどうでしょうか?

横書きと縦書きの両方修正しましたが、読めますよね。最初の画像と何が違うかというと『行間』です。

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言葉の行間を作ってください。

最初の画像のようなデザイン、読みづらいのでやめてほしいです。

こういうデザイン、本当に多いです

タイトルの画像のような4文字とも“キレイに配置”したデザイン、本当に多いです。確かにキレイで洗練されたデザインです。ただ、読めないです。読めないというか、『どこから読めばいいか分からない』が正しいです。文字を配置する以上、読めないと文字をデザイン配置する意味がなくなります。縦書きか、横書きかも分からないようではマジでダメです。“考えたら分かる”とか、“有名な四文字熟語とかなら一般的だから分かるでしょ”とか思うかもしれませんが“ぱっと見で”何も考えずに分からないといけません。

考えさせるデザインもある

誤解があってはいけませんが、世の中には見た人に『想像させて考えさせる』デザインもあります。“これはどういう意味だろう?”とか見た人の解釈に任せるようなデザインやプロモーションもあり、『デザインで人を楽しませる、心を豊かにする』という“目的”やデザイナーの“思い”がそこにはあります。ただ今回の例は違います。ハンコや言葉をデザインして“どうやって読むか考えてみて!”なんて目的はありえないです。名刺とかも同じですかね。4文字の自分の名前をタイトル画像のような配置にする方はいないと思います。“お若く見えますね”→”何歳に見えます?”→“(知らんし。)”みたいな感じです。

まとめ

今回は4つ並んだ言葉の配置について書きました。これはまだ初心者デザイナーのころからずっと気になっていたことです。これを“キレイに配置できる!”みたいな記事やデザインのコツと紹介していたり、実際にしているデザイナーのみなさん、もう一度考えて見てください。

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