デザイナーが背景素材を入れるタイミング【オススメの方法も紹介】

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背景素材を入れるタイミング

デザインを作成する際、どんなタイミングで背景素材を入れるのでしょう。

最初に入れるのがいいのか、最後に入れるのがいいのか。今回は様々なパターンとその意向、入れる時のおすすめの考えなどをまとめてみます。

最初から入れる場合

・完成イメージが最初からある時

これがデザイナーにとって一番の理想です。

デザインを作成する際に、最初から頭の中に構図、色彩、キャッチコピーなど全ての要素が完成されている状態です。

頭の中の完成系をアプリを使って具現化しているだけ、いわばイラレやフォトショップを使ったただの作業をしているということです。

この時は作業の効率化を優先するので早く完成するならば最初に背景から入れても何ら問題はありません。

・奥行き感のあるデザインを作る時

背景の奥行き感をベースにしてデザインを作りたい時は最初に背景素材を入れることもあります。

奥行きのある背景は言い換えればパースができている素材です。素材の基準線や地平線を基にして他の素材を配置、全体の構図を決めていくこともあります

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まず背景を入れてから、基準を決めてデザインを作る場合もある。

途中に入れる場合(デザイナーで一番多い状態)

・途中完成イメージが止まった際に背景を入れてみて最終的なゴールイメージを持ちたい時

デザインを作る際、頭の中になかなか完成系が浮かんでいない状態のまま作業を進めることもあります。

素材を色々探してみたり、アプリ上で色々動かしてみたり、自分の中でしっくりくるイメージができるまで模索します。

何か大きなイメージ、テーマを決めたい時に背景を実際に入れてみてイメージを掴むこともあります。

逆に何もイメージが浮かんでいないのならば、全体のデザインテーマも掴むために背景素材を最初に入れて自分の中でデザインイメージ、方向性を決めるのもありです。

・行間、文字間、全体の余白は納得いってるけど、クライアントが多分「何だか全体が寂しい」と思うだろうなと感じた時

構図やイメージ、キャッチコピーなどある程度構図が決まっていよいよ大詰め、というときにクライアントの意向や考えを再確認するときがあります。

クライアントの意向や考えというより性格、人間性の方が近いかもしれません。

デザイナーが背景は不要と考えていてもクライアントは背景を欲する性格かもしれません。

余白があって読みやすい、洗練されたデザインと見えるものでも、何もない寂しいデザインと考える人かもしれません。

クライアントの性格を考え、あえて背景素材を入れる場合もあります

最後に入れる場合

・最後に入れる場合はほぼオマケ的な思考

先ほどのクライアントの性格を考えた結果に近い内容です。

キャッチコピーやアイキャッチの素材、日付や内容などの情報素材でほぼ紙面が埋まり、要素を整えればほぼ完成といった場合があります。

しかしクライアントの性格を考え一応オマケ程度に余った余白に少しだけ背景を入れます

この時、他の素材で構図は埋まっているので背景素材は、ほぼ見えませんが。

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少し話がズレますが、クライアントの性格を考えて背景素材を入れる場合、“寂しいと感じるから少し主張のある背景を足して欲しい”と言われることがあります。

しかしデザイン的に考えると実際は「メインを潰す、見づらいデザイン」になってることが多いです。

背景を足したがるクライアントをデザイナー界隈では“埋めたい症候群”と言います。余白が埋まってないと安心できない人たちです。

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何でもかんでも背景を埋めたがるクライアントは多い。

デザイナーとしてそのまま受け入れることも間違いではありませんが、

「その意向を加えると全体が見づらくなり、デザインを見るお客さんに何も伝わらないデザインになります」と伝えられるのもデザイナーの役割です

そういうことができるのであれば、あえて要求をそのまま受け入れる、このクライアントのことを思ってきちんと伝える、と様々な動きができるデザイナーになることができるでしょう。

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むしろ余白や抜け箇所(上下の余白)があった方が良かったりする。

まとめ

今回は背景素材をいつ入れたらいいのか実際の作業に沿って様々なパターンを解説しました。

理想は最初に記載した最初から完成イメージを持っている状態でデザインを作る場合です。

しかし、なかなかそれは難しいことです。おすすめは「自分の中でデザインのイメージやテーマ、方向性を決めるために背景素材を入れてみる」ことです。

何も浮かばずどうすればいいのか、完成ができそうにないときに一気に視界が開けてデザインを進めることができるでしょう。

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