もう、コピーをストレートに書いてしまうというテクニック
キャッチコピー、どうしていいかわからない。どう表現していいかわからない方へ。もう、思った通り、直接な表現で書いちゃいましょう。というテクニックの話です。
うまいものは、『うまい」と書く。
食べ物とかで効果を発揮するテクニックです。明朝体で大きく力強く書いちゃいましょう。『うまい』でもよかったのですが、やっぱり『美味しい』のほうがおいしそうですね。

美味しいものはストレートに。
熱々のものとかだとよりいいです。シズル感とよく言われますが、シズル感と言われてもよくわかりませんね。どこかのサイトで『シズル感=よだれジュルジュル感』という表現を見かけて、これはわかりやすい表現だと感じました。つまりデザインを見た人がよだれジュルジュル感を感じてもらえれば良いわけです。せめてデザインを作ったデザイナー自身がそれを感じればOKです。シズル感を作るコツとしては明るい部分と暗い部分のメリハリをつければ結構いい感じに仕上がります。
壮大なものもストレートに『でかい」と書く。
山とか自然とか、大きいものにもストレートに書いちゃいましょう。少し引き気味の写真を使って左右が切れていると、より大きい写真に見えます。

でかいと思ったら正直に。
写真素材は『ぱくたそ』からお借りしました。フリー素材でおすすめです。
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考えすぎて逆にダメなパターン
よくデザイナー初心者や未経験者が“キャッチコピーだ!”とか張り切っちゃって作る人も多いのではないでしょうか。デザインや広告を知らず、コピーだけ考えてしまうと極端、こうなります。

やばめなコピー。
や、やばいですね。さらにそのままの思考でデザインも盛り上がるとこうなります。

もっとやばいコピー&デザイン。
ナスが色々キラキラと光っちゃってます。宝石箱が盛り上がってしまったパターンです。
でも、実際やりがち
ダメなパターンって仕事やデザインやっていると以外にあります。最初に決めた“目的”や“表現しないといけないこと”が、デザインに没頭するあまりどんどんずれていきます。誰も気づかないような細かいクオリティにこだわるデザイナーさんも多くいらっしゃいます。はたや、落ち着いて見るとメインのデザインやコピーよりも目立ってしまうこともあるのです。典型的な例でいうと『背景」です。背景を入れることによってメインのデザインが沈んでしまったり見づらくなることがよくあります。上のデザインも光(背景)をたくさん入れることでコピーが見づらくなっています。
まとめ
今回はコピーを『正直に、ストレートに書く』というテクニックをご紹介しました。相手にストレートに伝えたいときや思いが強いときなどに使えるテクニックですので是非覚えておいてください。