日付や情報を入れるときの配置は気をつけて

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日付や情報を入れるときの配置は気をつけて

デザインやポスターを作ってるときに日付や情報を入れる場合があります。チラシとかは絶対ですね。この日付や情報の配置、メインのデザインとはちょっと違う思考で配置しないと大変なことになります。デザインと情報は分けて考えなければいけません。

デザインとして日付や情報を入れがち

日付や情報はデザイン紙面の“読める位置”に配置しないといけません。紙面の隅や傾けて配置しては可読性が失われてしまいますのであまりよくありません。デザイン初心者に見られるあまりよくない配置と共に色々事例を見ていきましょう。(一番下に良い例もあります。)

今回は、日付や情報の事例として『10月26日(月) 18:00 OPEN 19:00 START』にしましょう。メインタイトルのデザインは『Design LIVE 2020』とします。

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軽くデザインを整理しておきます。

あまりよくない悪い配置

隅に置く&文字が切れている

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文字が切れると目が“いがいが”します。

隅はパッと見て認識できる位置ではありません。また、文字が切れているので可読性が少なっています。メインタイトルの『Design LIVE 2020』が左上で切れているのはアイキャッチとしてですので問題ありません。よくあるミスとして、このメインタイトルが切れてしまっているため、そのバランスを取ろうとして日付や情報も切ってしまうことがあるのです。

向きを縦にしてしまっている

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縦に配置すると、可読性が一気に悪くなります。

フライヤーとかでよく見かけます。いきなり情報だけ向きが違うと一気に可読性が失われます。画面を傾けないとはっきり認識できません。情報はきちんと把握したいですからね。

メインのデザインと同化している

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文字間狭いと、日付に見えなくなります。

メインのキャッチデザインと色やフォント、配置を同化してしまうとスルーされがちです。情報なのかロゴなのか、はっきり分けるべきです。これは日付や文字がくっつきすぎです。日付、情報というよりロゴに近い感じになっています。要は、文字間が狭すぎなんですね。

日付が小さい

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よく見ると、『あ、日付やOPEN時間が書いてあるじゃん!』って。

デザインは文字の大きさに差があるとメリハリが生まれていい感じに見えます。ただこの画像では日付や情報が小さく、その他の情報と同じくらいにデザインされているのでよくありません。日付はその他の情報より目立たせましょう。

よく見る悪い例はこんな感じでしょうか。

良い例

では日付の配置で良いものを上げておきます。メインデザイン→日付→その他の情報と3段階で見えるのが理想です。日付や情報の色も黒系がやはり可読性が高いです。

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こんな感じが良いでしょう。

まとめ

いかがでしょう。繰り返しですが、日付や情報の配置がかなり重要なのです。デザイナー初心者の頃はメインも日付も情報もすべて“デザイン”しがちです。そのため大切な情報がスルーされて、結果印象に残らないデザインを作りがちですので気をつけましょう。

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