デザイナーに求められる提案力

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デザイナーに求められる提案力【色変えや配置変えでは無く】

今回はデザイナーのデザイン広告の提案力についてお話しします。良いデザイナーはデザインもできて、営業提案もできます。

お題として『百貨店で行う、甘いものフェアのデザインチラシを作って欲しい』としましょう。

ここでクライアントから普通に素材もらって、告知のデザインを作って納品するのもいいのですが、デザイナーならもう少し踏み込んだ提案もできるといいですね。その提案内容として、『告知媒体によってデザインを分ける』『想定されるターゲットによってデザインを分ける』です。どういう意味でしょうか。

内容によってデザイン、媒体を変える

まず基本のチラシを作成します。いわゆるポスターのデザインに近いと思います。これがクライアントに納品する基本のデザインです。実際にはクライアントのWEBページや百貨店の店内で告知すると思います。ただこれだと百貨店に来た人にしか案内ができません。当然クライアント側は外にも告知を出したいと思うはずです。

①折込チラシで告知する

折込チラシ=新聞を購読している人、つまり年配の方々です。ターゲットは年配の方々なのでそれに合ったデザインを作りましょう。最初に納品したデザインでは分かりやすさに欠けるでしょう。メインのビジュアルを和菓子、団子などにしても良いですね。『お茶に合う甘いものフェア』と訴求しても良いでしょう。デザイン面ですが、白をベースに作りましょう。ビビットレッドや彩度が高い色は避けた方が良いです。また、白に黄色など近似値の色使いはダメです。不要な英語、一般的に読めない英語は使わないようにしましょう。値段や商品を並べて、チラシを見ながら『あれとこれを買って、、』みたいに想像させるのも手です。

とにかく年配の方が分かるチラシ、そそられるビジュアル作成します。また、文字の大きさは紙媒体(一般的にはB4かB3です)に合わして読める大きさで組んでいきます。スマホやノートパソコンで確認しても無駄です。プリンターで印刷して大きさを確認するのが賢明です。

②SNSで告知する

SNSの中では、甘いものフェアですので女性を多くのターゲットにしているはずです。インスタ用にデザインを提案しても良いでしょう。彩度やコントラストを上げてとにかくシズル感溢れるデザインをしましょう。デザインの力で写真素材をより良い感じにしてあげましょう。コピーやお得さ、情報ではなく、イメージで訴求します。素材は和、洋、スイーツと色々あって良いです。ターゲットが買って帰った後に家で『こんな風な写真が撮れるよ』と訴求してもいいですね。※彩度や明るさなどを加工するときは本物とかけ離れすぎないように注意です。

Twitterについては微妙です。そのクライアントにフォロワーがたくさんいるのであれば良いですが、Twitterで告知や案内をされてもって感じがします。もしTwitterで情報を告知するときは、その中の人のキャラクターに沿った言い方にしましょう。

③DMで告知する

お客さんの情報を持っている(会員情報)のならDMを送ってもいいですね。年代に分けてデザインを変えるのもアリですし、DMだけのお得なクーポンをつけても良いでしょう。他の告知媒体より少しプレミアム感を出すと喜ばれます。DMを出す場合に注意するのが『家のポストに入ること』です。家のポストっていつ開けますか?毎日確認する人もいればほとんど開けない人もいます。DMは遅くても開催日の1週間前にはポストに入っている状態にしなければいけません。ですので逆算スケジュールが大事になってきます。

まとめ

今回はデザインを依頼されたときにできる簡単なプラスアルファの提案力についてご紹介しました。Google広告や新しい媒体ではなく、誰もが一般的に行っている媒体なので受け入れやすいと思います。普通のデザイナーやクライアントは同じデザイン(メインのポスターのデザイン)をどの媒体にも同じように出すことが多いのです。そんな中で『その媒体に合ったデザイン』を提案するのでクライアントにも喜ばれますし信頼度も上がります。ただ作成時間が費やされるので告知までの時間がある場合に是非試してみてください。百貨店でなくても普通の小さなお店やカフェの提案、幅広い女性ターゲットの内容であれば使える提案です。

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