バランスを鍛えるには、筆文字デザインもおすすめ【素人でも筆文字でバランスをとる】
以前、『バランスを鍛えるには、文字だけのデザインがおすすめ』という記事を書きました。
今回はその第2弾です。第二弾は『筆文字』です。ちなみに習字とか習ってないですので筆文字専門の方がいたら温かい目で見てやってください。
筆文字のデザインについて【バランスをとるときのコツ】
実は、筆文字ってむちゃくちゃバランスとるのが難しいです。習字が書ける方は余白や流れをすごく意識して書かれるそうです。しかし習字なんて書けるデザイナーなんてそうそういません。けど、習字のデザインって勢いや力強さ、和風感が出ますしいいことだらけです。字も下手だし、習字も書けないしっていう未経験デザイナーは“練習あるのみ”です。
というか、バランスを見て筆文字を書くわけですから、わざわざバランスを取り直す必要もないのです。世の中には『筆文字の素材』というものがありまして。この素材を使って習字が書けなくても、デザインが作れるわけなんです。
習字素人デザイナーが筆文字のバランスをとるコツとしては以下通りです。(実際自分も習字一切書けませんがこれを意識してます。)今回は【力強さ】、【勢い】を表現します。
・筆文字を明朝体としてとらえる
・文字といえども、一文字一文字を一つの素材としてとらえる
・ハネ、はらい、とめを意識する
・文字と文字を流れを意識する(書かない箇所も筆が動いているようにイメージする)
・余白、むちゃくちゃ大事!!
【力強さ】、【勢い】を表現するには
・バランスが変であれば素材の縦横比、角度、大きさは変える
・文字間を狭くする
後、一文字一文字をくっつける場合は筆の感じが似ている素材を選びましょう。(たまに一文字ずつの素材もありますので)
こんな感じです。では実際に素材をお借りして文字のバランスをとっていきましょう。
実践です
まず、ひとつ目
元素材は『みかん』です。
こちらの筆文字の素材を使って、いい感じにバランスを取ってみます。何かコピーも入れてみますね。
デザイン後
『みかん』に勢いが出ました。なんだか最初のより美味しそうじゃないですか?
もう一個やります、ふたつ目
元素材は『白ごはん』です。これはこれでバランスとれてる気がしますが、せっかくなので変えてみましょう。
デザイン後
こちらもいい感じにバランスがとれました。
まとめ
今回は筆文字でバランスをとるコツをご紹介しました。習字ができないデザイナーが筆文字のバランスをとるには、ぶっちゃけ筆文字のバランスは“繰り返しの練習”と“筆の書くイメージ”です。何度も練習して上手な筆さばきをイメージできてたらそれでOKですので色々大きさとか形変えながら練習してみてください!文字のバランスだけでなく『余白のとりかた』も同時に上達できるはずです!