テキスト縦書きの基本ルール【保存版】

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テキスト縦書きの基本ルール【フリーペーパーを作成したとき調べた内容を公開】

今回はデザインにおいてテキストの縦書きルールを書きます。SNSやWeb記事もそうですし、デザインのお仕事は基本横書きが多いと思います。動画も横書きが多いですね。でも右開きの雑誌レイアウトとかポスターのキャッチコピーを縦書きにするとか縦書きにしないといけない場合ってあります。“普通に縦書きにすればいいじゃん”と思う方、一度やってみてくだい。必ず壁にぶち当たって調べることになりますので。

自分で調べたので是非、参考にどうぞ【画像だけでも分かる!】

縦書きのフリーペーパーを以前作成したのでそのとき調べたルール(縦書きの音楽雑誌を見漁った)、編集者の方に直接聞いた内容を一挙まとめたので是非参考にして真似してください!永久保存版です。(※参考雑誌『音楽と人』)

基本は正方形(1マス)を4等分してそのどこかに配置する。

これは小学校の時に習ったと思うのですが、縦書きも横書きも右下に描くとか左下に書くとか『四角を4つに割ってそれのどこかに配置する』というやり方でした。これは基本ですね。

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かぎかっこ【「〇〇」、『〇〇』】

かぎかっこは小学校の時から使っているので普通に右上と左下ですね。

ちなみに雑誌の文章終わりのかっことじには句読点の【 。】はつきません。以前編集者の方にも聞いたのですが、「そういうルール」とのことでした。実際、家にある雑誌(右開きの縦書きの雑誌)を見てもらえると最後の文章のかっこのところには句読点が無いことが多いと思います。

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かっこ【(〇〇)】

かっこもそのままです。横とかにしてはダメです。ちなみに半角のかっこと、全角のかっこは用途が違いますので日本語の場合は基本、全角のかっこを使いましょう。(英数字、英記号は半角のかっこ)

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数字【1、10、100、1000】

数字や日付ってわかります?1の位くらいならそのままでいいんですけど10の位以上、1000の位とかの書き方もあります。実は10の位までは横書き大丈夫です。100の位、1000の位は“縦書き”になります。

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ドット、ピリオド【 . 】

真ん中に置いてしまうと中点【 ・ 】になってしまうので違います。

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スラッシュ【 / 】

縦書きの場合、実は逆になったり……しません。そのままです。

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ダブルクォーテーション【 “ ” 】

ちなみに(  ”〇〇 ” )ではなく、(  “ 〇〇 ”  )と払いの部分が外側に来るように囲うのが正しい使い方です。

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アポストロフィ【 ’ 】

最後、当時一番頭を悩ませたコレです。『That’s』とかにあるsの前のチョンマークです。(※参考雑誌『音楽と人』)

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※右上についている場合もあります。

さいごに

自分で調べると分かるのですが、雑誌やWeb、デザインによって若干書き方のルールは違います。一番大事なのは2つです。

・その媒体でルールを統一すること

同じ雑誌の中やページごとにルールが違うことはよくあります。ページによって作ってるデザイナーさんが違う場合が多いので。自分は全部一人で作っていたのでルールを守りやすかったです。ルールが違うと、読み手に変な違和感を与えてしまうので気をつけましょう。

・読み手が読みやすかったら、ルールは崩してもOK!

デザインをしていると1mm単位で文字間を調整します。ビックリマークも斜めにした方が勢いが伝わるなとか、アポストロフィは右につけた方が読みやすいなとか。一つ目のルールを統一した上で記号の位置を崩すのは全然アリです。

余談

ちなみに『対談形式』で2人の場合はインタビューする人の文章と、インタビューされる人の名前を太字にすると読みやすかったりします。(インタビューする人は太字にしない場合もある。)大勢での対談はインタビューする人がいない時もありますのでその時は各喋る人の名前を太字にすると読みやすいです。

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