デザイナーは徹夜が当たり前なのか【デザイナー、徹夜のメリットとデメリット】

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デザイナーは残業超えての徹夜作業が当たり前なのか。

今回はデザイナーの仕事についてのお話です。

デザイナーといえば激務、休日関係なく仕事する、徹夜が当たり前。。。

そんなイメージを持ってる方も多いでしょう。

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デザイナーは徹夜が当たり前??

デザイナーになって徹夜で作業をした方も多いと思いますが、

最近は労働基準法も改定され会社自体の取り組みも変わってきました。

自分の会社でもここ5年くらいで大きく変わって徹夜作業はほとんどなくなり定時退社が当たり前になりました。

なので周りには会社で徹夜作業を経験したことのないデザイナーもいます。

デザイナーは徹夜した方がいいのか。

ここで今回の本題です。

『デザイナーは徹夜した方がいいのか。』

少し上のデザイナーに聞くと徹夜が当たり前、休日関係なく仕事してきたなんてデザイナーだらけです。

実際自分もそれです。

毎日のように深夜まで仕事をして休日も仕事して、定時退社なんて月に1回あるかないか。

明るいうちに帰った記憶なんてほぼありません。

そんな激務を経験した体験から結論を言うと、

『徹夜はしない方が絶対いいけど、何回かは経験した方がいい』

これです。

 

この結論には色々な意味やメリットとデメリットが含まれてますのでまとめていきます。

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徹夜作業、悪いこともあるけど良いこともある!?

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徹夜したほうが良いメリット

メリットとしては、

『徹夜経験者のデザイナー、徹夜が当たり前だった世代のデザイナーと話が合う』

やはり徹夜で作業を経験したデザイナーが多いのは確かです。

デザインのストックや発想などは人からインスパイアされることもあるでしょう。

“徹夜したつらい経験”があれば心を開いてあなたの話を聞いてくれるでしょう。

または面白い話、アドバイスなども教えてくれるかもしれません。

これは日本人特有、特に上の世代のデザイナーはこういう辛い経験をしたことに共感しやすいです。

またデザイナーにはクライアントがいます。

そして世の中にはいろんなクライアントがいます。

時間を守らない人や自分都合のクライアント、デザイナーのスケジュールや生活リズムとは全く違う生活をしている人もたくさんいます。

ですので深夜や休日に指示や修正がくることも当たり前になってきます。

当たり前になってはいけないのですが、

『まぁしょうがないか』とあまり怒らずに対応することができるのです。

深夜に修正指示が来た場合、翌日または週明けに対応するのが普通です。

深夜作業を経験したことのあるデザイナーなら深夜に修正がきてもその場ですぐに対応、

明日が休みであっても、予定がずらせるのであればすぐに対応する人もいます。

クライアントの立場からしたらすぐに対応してくれるデザイナーの方が好感度高いです。

※これにはとても危険なことが含まれます。

毎回深夜や休日に修正対応していると相手はそれが『当たり前に』なってきます。最初はいいと思いますが、なるべく余裕を持って修正しましょう。

もし信頼関係のあるクライアントならば『今回は、たまたま対応できたのでよかったのですが次回はわからないのでスケジュール教えてくださいねー!』みたいな感じで少しずつ変えていきたいですね。

徹夜したときのデメリット

デメリットとしては、

『1日の作業効率、発想力などのパフォーマンスが落ちる』

これは確実に起こります。寝ないで最高のパフォーマンスが発揮できるデザイナーなんていません。

デザイナーだから徹夜は平気なんて嘘です。人間なら絶対に睡眠は必要です。

『俺は3日間徹夜したことがあるぜー』とか『昔は徹夜が当たり前だった』とか

武勇伝のように言うデザイナーもいましたが多分嘘です。

徹夜は連日ではできません。

必ずどこかで(自分の気づかないうちに)寝てます。

自分も徹夜、一睡もせずに次の日仕事に向かったことがあるのですが、

 

正午までです。

午前中は徹夜作業のアドレナリンが続いて

目や脳がバキバキ状態でデザイン作業できるのですが

正午以降は一切集中できません。ずっとあくびが止まりません。

無理です。人間きちんと寝ないと仕事はできないように作られてます。

まして発想や企画力などの脳をフルに使うデザイナーです。

ぼーっとしまま良いデザインができるはずもありません。

最悪日付が変わる前、終電までには必ず帰宅してさっさと寝ましょう。

それでも詰まっているなら早く帰って一回寝て、朝早く出勤して仕事しましょう。

同じ時間を過ごすなら深夜作業より、寝てからの朝作業のほうが断然早いです。

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デザイナーは早く帰れの真相

最悪日付が変わる前には帰って、寝てから朝作業した方がいいと書きましたが

デザイナーを目指すのであれば少しコツがいります。

パソコンの前に深夜に悩んでも良いデザインが浮かぶことはほぼありません。

 

外や本屋さんなど、家でリラックスした状態のほうがいい発想が浮かびます。

デザイナーという職業はたくさん勉強が必要ですし、ずっと勉強が必要な職業です。

試験やフォトショップの検定などはありますがそれをとったら一生デザインができるというわけでもありません。

ですので早く帰って好きなYouTubeや漫画をみてだらだら過ごしていいよ、という意味ではなく

『早く帰って自分がリラックスした状態に持っていってから良いデザインを考えてね』という意味です。

深夜粘ってデザイン作るよりも帰ってデザイン考えて

翌朝、ばばばっと良いデザインを数時間で作り上げた方が時間効率が良い場合もあります。

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家でリラックスした方が良いデザインが浮かぶかも!

まとめ【徹夜作業したことのないデザイナーへ】

今回は『デザイナーは徹夜作業を経験したほうがいいか』についてまとめました。

最初にも言いましたが、経験上、

『徹夜はしない方が絶対いいけど、(デザイナーなら)何回かは経験した方がいい』

デザイナーという職業は異質です。

特に一人前になる前は給料低いのにもっぱら激務、わけのわからない職業です。

しかし全員がいきなり一人前になるわけでもありません。

徹夜した経験があるデザイナーとそうでないデザイナー、

徹夜を経験しているからこそ、感じるものがあるようにも思います。

というわけで徹夜を経験したことのないデザイナーの皆さんは

明日が休みで何も予定がない日が来たら

徹夜作業をしてみるものありかもしれません。

意外に深夜の方が作業効率あがるかも!

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