配置、構成バランスを鍛えるには、文字だけのデザインがおすすめ
以前【デザインを上達したいならコラージュ制作がおすすめ】の記事を書きましたが、
デザインのバランス感覚は文字のみでデザインを作る練習が良いです。最初は境界線やラインも引かずに本当に文字だけでやってみてください。素材も何もないのでマジで難しいです。2020年のデザイン、こればっかりしてます。では、、、
例題:『iMac2020が欲しい。今のスペックi3の4GBとかマジでやばい。』
ルール
・書体は明朝体or筆記体メインでやります。
・1色で。
・文字の図形はあり。※「i」の点を円の図形で作るとか。
・文字を太くする、細くするなどの同色の境界線はあり。
・縦横比は自由に変えていい。
フォトショップを使用してる方は、【表示→スナップ】のチェックを外してください。初期状態だとチェックがついてるハズです。このスナップがついてるとカクカク動いてミリ単位で動かせなくなります。
①文字のみでコラージュを作る。
こんな感じですね。作るときのコツは、ずばり『パズル』です。手順としては、
- 最初の文字または単語を入れる
- 次の文字は最初の文字を“避けて”配置する
- 最初の文字と次の文字を合わせてバランスをみる。
- 1〜3を繰り返す。※たまに全体のバランスもみる。
後は単語ごとでなく、1文字ずつバランスを取っていくと作りやすいです。1文字ずつ配置した時に一個前の文字、今までの配置とのケンカ具合を仲直りさせていきます。仲直りできる配置っていうのがあるんですよね。
そんなことより、どうですか?このデザイン、読めますか?読めないですよね、自分でも読めないです。というわけで次は『広告デザイン的』な練習です。
そういえば小学校の頃とか授業に集中できなくてノートにこんな感じで落書きしてました。文字とか絵を重ねずに避けて書き足すみたいな。
②意味も考えて文字でデザインを作る。
こんな感じです。
コツは読めるか、伝わるかを考えながら文字を配置していくことです。本当に1mm単位で。文字の高さがズレてないか、大きさがバラバラでないか、目線があちこち泳がずスムーズに移動できるか。かっこよいモノを作らなくていいんです。ダサくても伝われば勝ちです。
デザインの本質は実はこっちなんです。マジです。伝えたいものがあるからデザインをするんです。世の中のイメージのビジュアルのデザインも自分を表現したくてデザインをしています。中途半端な思いだと中途半端なデザインになって、中途半端に伝わってしまします。だからむっちゃ集中して、思いを込めて作るので作り終えるとマジで疲労がハンパないです。もう何もしたくないです。
まとめ
デザインのバランス感覚は素材のない文字だけでデザインを作ると勉強になります。まずは文字をそういう形だと思ってコラージュを作ってみてください。素材がなくても文字だけでもデザインは作れます。それが慣れてきたら『言葉の意味』を考えながら商業・広告デザインにも挑戦してみてください。デザイナーの本質は商業・広告デザインなのでダサくても伝わればOKです!
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