フォントの選び方【Adobe fonts/UDフォント】

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フォントの選び方【Adobe fonts/UDフォント】

デザイナーの皆さん、フォント意識してますか?とりあえずパソコンに入っているヒラギノや小塚、ヘルベチカやフーツラを使うのも良いですが、『〇〇だから〇〇フォントを使っています』と意識して使うだけでデザイナーっぽくなります。特にクライアントさんに提出するデザインでこの『〇〇だから〇〇フォントを使っています』と言えば大いに説得力が増します。『フォント、どれインストールすれば分からない』という初心者デザイナーの皆さん、とりあえず今回の記事でご紹介する『UDフォント』をインストール、使用することをオススメします!

今回は【UDフォント(UD書体)】に注目!

2019年頃から注目しているフォントは【UDフォント(UD書体)】です。

UDフォント(UD書体)とは?

ユニバーサルデザイン書体の略。老若男女すべての人々が見やすい、読みやすいように作られたフォントです。つまり僕みたいな発達障害の人でも見やすいフォントなんです。

参考:【モリサワ UD書体について】https://www.morisawa.co.jp/fonts/udfont/

このUDフォントを使えばデザインの基本である『読みやすさ』『分かりやすさ』に重点を置くことができます。ですのでクライアントにも『こちらのデザインは老若男女、だれでも読みやすいようにUDフォントを使用してデザインしています』と権威性を持つことができます。デザイナーっぽい発言ですね。

使いどころは本文

このUDフォントですが、アイキャッチやキャッチコピーなどに使っても良いですが一番良いのは【本文】です。ダラダラの長い文章、まして本文となると文字が小さくなるのは当然です。この小さくなる文字でもUDフォントを使用すれば、他のフォントより必然と見やすくなります。

ちなみに小さくなる文字は文字のウェイト(細さ)を落としてあげるのがコツです。太いまま小さくしてしまうと文字が潰れて読めなくなりますのでデザイナーの皆さんは注意です。

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UDフォントはAdobe fontsからインストール

このUDフォントはモリサワフォントさんが最初に考えられたフォントです。ただモリサワフォントって【値段が高い】です。インハウスデザイナーならまだしも個人デザイナーや駆け出しデザイナーが何万円も払ってモリサワフォントを購入するのはなかなかハードル高いですよね。

実はAdobe fontsからUDフォントをインストールすることができます。

デザイナーの皆さんなら何かしらAdobeのソフトを購入、使用しているかと思います。Adobe fontsはAdobeライセンスがあれば誰でも使用することが可能です。『フォント、どれインストールすれば分からない』というデザイナーの皆さん、とりあえずゴシック体、明朝体のUDフォントをインストールしておきましょう。

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特にオススメは『UD新ゴ』です。

まとめ

今回はUDフォント(UD書体)について解説しました。フォント選びって『かっこいいから』『なんかオシャレだから』とデザイナーの感覚で選ぶのも良いですが『これは、誰もが読みやすいように考えられたフォントだから』と権威性が持てる選び方もオススメです。僕もこのUDフォントと出会って2年ほど経ちますが、本文や小さい文字などには必ずUDフォントを選択しています。見づらい文字や潰れた文字などは文字としての意味がなくなりただのデザイナーのエゴになりかねません。是非UDフォント、注目してみてください。

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