中堅デザイナーは自分に制限をかけると良い【縛りプレイでデザイン】

中堅デザイナーは自分に制限をかけると良い【縛りプレイでデザイン】

デザイナーの皆さん、最初のころはソフトの操作やデザインの基礎を学ぶなど覚えることが多くて大変だけど、自分が成長していくのも面白いですよね。でもフォトショップやイラストレーターにも慣れてきてある程度、自分でデザインが作れるようになってくると、なんかいつも同じ方法でデザインを作ってる中堅デザイナーさん、いませんか?

境界線や光彩、ドロップシャドウにベベルとエンボスを駆使してなんとなく見栄えの良いデザインばっかり作ってませんか?

危険ですよ

境界線や光彩、ドロップシャドウにベベルとエンボスなどはただの小技というか、フォトショップの【機能】であってすばらしいデザインができているとは違います。いわば【ただフォトショップが使えている】とも言い換えられるでしょう。こんな状態が続けば『デザインや広告を考える』機能は低下し、最終的にはただのフォトショップ作業者となってしまいます。

フォトショップのいろんな機能、小技を知っていることと、伝わるデザインが作れることは違うのです。

中堅デザイナーこそ基礎に戻る【さらにデザイン力を高めるために】

今回はフォトショップも触れるし、デザインも機能使ってある程度作れる中堅デザイナーさんに『さらに成長できる方法』を伝授いたします。それはズバリ、【自分に制限をかける】ことです。自分に〇〇は使わないなど、いろんな制限をかけてデザインを作っていきます。

具体的な制限は?

僕が実際に2年前から自分に制限をかけてフォトショップでデザインを作っています。実際には、

・境界線禁止

・光彩禁止

・ドロップシャドウ禁止

・そのほかベベルとエンボスなど様々なレイヤースタイル(レイヤー効果)禁止

※このレイヤースタイルはデザインの最終的に使って良いものを1つか2つだけ使用しています。(最後の最後、ドロップシャドウを1ヶ所だけ使用する感じです)

さらには、

・背景から作ること禁止

・デザインは白背景からスタート

・まずはアイキャッチを作り込む

今までは写真の上に文字を打つと見えづらいので文字に境界線やシャドウをつけていたものを制限します。レイヤースタイル(境界線やシャドウのレイヤー効果)は制限で使えないので他の方法を考えてデザインしていきます。例えば、写真の色を変えてみたり薄いシェイプを載せてみたり、写真自体をトリミングしてみたり。

この制限をかけることによって得られたものは『もっと伝えるにはどうすべきか』というデザインを作ることの本来の考えが強くなりました

僕がやっていることは、まず白背景に黒文字で伝えなければいけないものを作ります(アイキャッチを作ります)。それは言葉のことが多いです。写真やキャラクターよりも日本語の言葉のほうが伝わりますしね。背景や境界線はつけません。とにかくこのメインキャッチをとことん作り込んでいきます。

そして一番最後に一部だけ色を変えてみたり、線を入れてみたり、シャドウをつけてみたり。すると一気にクオリティがあがったデザインができることが多いです。今まで多用していたレイヤースタイルや手法をたった一箇所に加えるだけで、メインキャッチを際立ててくれます。

実際にやると最初は難しい。

実際にやってみるとかなり難しいです。いわゆる今までのあなたの『武器』を取られる状態からのスタートですのでデザインを作るのが難しいと思います。『え、こんなシンプルでいいのか?』と最初は逆に怖くなります。

慣れるとデザインがもっと楽しくなる

最初は『これで完成でいいのか?』と思いますが、シンプルなデザインに慣れてきたり、誰かに『こっちのほうが分かりやすいよ』とか認められると『こっちが正解でいままでのデザインは偽物だったんだ』と気付きますむしろシンプルで伝わりやすく、スタイリッシュなデザインが作れるようになりますし、いままでのフォトショップの機能をフル活用したゴツゴツしたデザインもつくれますし一気にレベルアップした感があります。

一番は時間短縮になる

シンプルで伝わるデザインが作れると『背景を入れること』が減ります。背景を作ると今まで作ったデザインが潰れて目立たなくなることがわかるので背景を作らなくなります。つまり今まで時間を費やしていた背景づくりや境界線のベベルなどの作り込みの時間を、他の時間に使えます。もっと伝わる方法はないかと考える時間にも使えますし、デザインの完成までの時間がぐっと減ります。(デザインは作り込めば何時間でも作りこんでしまう職業ですので、ある意味『終わり』がありません)

まとめ

今回は中堅デザイナーの方へさらなるデザイン力アップの秘訣を記載しました。最初は頭を悩ませますが慣れてくると、今よりも洗練されたデザインが作れるようになるハズです!新しい年、挑戦してみてはいかがでしょうか。

【レイヤー効果禁止シリーズ、関連記事はこちら】

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