デザインで人の行動を示してあげる

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デザインで人の行動を示してあげる

いきなりですがここでクイズです。下の2つの意味は何でしょう。

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いきなりですがクイズです。

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正解は『2階への案内』、『2階はこちらですよ』ですね。

人の行動を【具体的にわかりやすく】示す

デザインは人の行動をわかりやすく示してあげる補佐的な意味合いもあります。矢印とかを使ったり、言葉で言うと“こちら”、“あちら”とか。いわゆるガイドサインというやつですね。矢印を使ったガイドサインのデザインはデザインを見た人が具体的に次どのような行動をすればいいのかを教えてあげる役目があります。

ガイドサインのデザインについてはコチラでも解説してます

 

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ガイドサインは正しく作ろう

デザインするときの注意点、考え方

こういう行動を教えてあげるデザインを作る際はとにかく“わかりやすさ”を最重視しましょう。どういう形がわかりやすいか、どういう色がわかりやすいか、どういうフォントがわかりやすいか。特に色は一般常識の中で考えなければなりません。例えば“赤背景で写真マーク”とデザインしてしまうとOKなのかNGなのかわかりづらくなります。一般的には青がOK、赤が禁止、黄色が注意、つまり道路標識などの色に沿ってデザインすれば問題ないかと思います。

※矢印のデザインの場合は“禁止”の意味ではなく“こっちですよ!”の意味合いなので赤の矢印で問題ありません。

デザインを作るときのコツ

デザインを作るときはパソコンの画面だけ見て作ってはいけません。初心者デザイナーのうちは“デザイン=パソコンでフォトショップやイラストレーターを触ること”と無意識に思ってしまいがちです。デザイナーなら実際の現場やお客さんを想像できないとダメです。お客さんがそのデザインを見た後の行動も想像できるといいですね。特にガイドサインのデザインは画面内だけで考えたり、自分だけの感覚だけで作成してはいけません。一般的にどう見えるかを特に考えて作らなければいけません。ターゲット設定とかペルソナ設定とかの話ではありません。全世界、老若男女がわかるものが求められています。

もしも実際にどういう風に見えるのか分からない、想像できないという人はプリントアウトして壁にテープかなんかで貼ってみると想像しやすくなります。

まとめ

今回は“デザインで人の行動を示してあげること”についてお話ししました。商業デザインなどがそれにあたります。よく『デザイナーは目立たない職業』とも言われたりするのは同じ話です。普段見ている何気ない案内板やサインもデザイナーがこだわって、むちゃくちゃ悩んで作ったものなのです。でもデザインの一つで人の行動を導いてあげるって凄いことですよね。凄いことだからこそデザイナーはそこにこだわりを持ってデザインしなければいけません。

 

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