アイデアが思いつかないときの考えかた【アイデアの引き出しの掛け合わせ】
「あの人の発想はどっからやってきてるの?」「どこからアイデア浮かんでるの?」アイデアは掛け合わせです。自分の好きなこと、得意な事、今までの体験、昨日テレビやyoutubeでいいなと思った事、、、つまり、「お題」と「自分の引き出し」との掛け合わせ(共通点探し)です。ポッと出のひらめきやセンス、神からの助言ではありません。
アイデアを生む方法【アイデアのつくり方】
例えば、学生塾についてアイデアがほしいと言われたら。塾なんて通ったことないですし、どんな世界かも知りません。ただ小学生とかがいるってことは知ってます。例えばデザインが好きですので、共通点を探して掛け合わせていきます。
近年、デザインや動画はyoutubeなどでチュートリアルが多く、決して大人だけの仕事ではないです。小学生や中学生でもすごい人いっぱいいます。
なので、、、「塾でデザインのことも教えてあげよう!」からの、
「次の塾までに好きなモノの“いいと思ったところ”を3つ挙げてもらう」というアイデア。
この狙いは「良いところに気づくこと」です。
「なんかいいよね、好き」が「〇〇が△△だから好き」になってモノを見る目が養われるのです。この「何かの“いいと思ったところ”を自分で気づく」ことはデザインの勉強法のひとつです。
この自分との共通点の掛け合わせが、アイデアを生む方法です。だから共通点を増やすために塾ついても勉強して掛け合わせの数を増やしていきます。これが基本です。
アイデアを増やすコツ
自分が知らないことや、体験してない事との掛け合わせはできません。なので自分の発想だけでなく、周りの人の趣味なども聞いて発想の幅を広げるのもコツです。「こんな音楽が流行ってるのか、こんなアニメが流行ってるのか。」「そのジャンルも掛け合わせてみよう!」みたいな感じです。頭の中だけでは難しいので紙などに書いて視覚化して、実際に引いて見ると意外な共通点があるかもしれません。きっとあなたしか出せない、おもしろいアイデアが生まれますよ。
仕事としてのアイデア
仕事を解決するアイデアの出し方とはちょっと違います。掛け合わせた後に、さらに【現実的なモノ】を掛け合わせます。
【現実的なモノ】…「自社や相手の商品」「仕事スキル」など。
モノを入れることによって現実として行動できるようになります。これは少し【企画の出し方】に近いかもしれません。おもしろいアイデアだけど、SNSにも自社商品にもどこにも当てはまらない!となっては無駄になってしまいます。よく言う「受け皿が無い!」ってやつです。おもしろいだけでは解決できないものもありますしね。
例として先ほどの塾のアイデアに現実的なモノを掛け合わせてみます。
「次の塾までに好きなモノの“いいと思ったところ”を3つ挙げてきてください」× 塾のSNSなど →結果をSNSで発信
SNSで結果を発信すると、親も巻き込める可能性があります。
なのでプラスで「親や身近にいる人の好きなモノも、ひとつ聞いてきてください。」を付け加えます。
親に聞きにくい子どもや塾の先生が答えてあげましょう。
これによって塾の中だけでなくもうひとつ外の環境も巻き込んだアイデアになったと思います。ですが現実のモノを掛け合わせたことで世の中には出せますが、少しおもしろさが弱くなってしまいました。しかし、すぐに行動できそうなアイデアです。
まとめ
アイデアは「ただの思いつき」ではありません。思いついた人の頭のなかでは、むちゃくちゃ掛け合わせが行われているんですね。
最後にアイデアは日常の生活ルーティーンのときに浮かびやすいらしいです。寝る前、シャワー浴びてる時など。そんな経験があるかたは、そのときのアイデアは必ずメモりましょう!どこかのタイミングでアイデアと繋がっておもしろい価値が出てくるかも!
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