金色(ゴールド)以外で高級感、プレミアムを作る【デザイナーなら覚えておきたい配色】

金色(ゴールド)以外で高級感、プレミアムを作る【Photoshop】

今回はタイトルの通り、金以外で高級感、プレミアムを演出します。高級感と言えば金(ゴールド)が定番です。後はシルバーや、最近だとiPhoneとかピンクゴールドなんかも高級のイメージですね。

まずは金のグラデーションを何パターンか置いておきます

フォトショップで定番の金を作るとこんな感じです。金はグラデーションでも良いですし、実は茶色に近い薄だいだい色を使うと1色でも金を演出できます(画像内の右上、#aa9971とかテキストの色をこれにすると1色でも金に見えます)。

これらの色はこの数値で!と決まっておらず結構感覚で色を決めております。下の画像で数値も書いておきますので皆様、数値を目安として活用いただけたら幸いです。

グラデーションのコツ

グラデーションを作るコツは近い色、2色で作ることです。特に初心者のうちから3色も4色も使ってグラデーションを作るとうまくいきません。うまくいかないどころか時間がどんどん過ぎていってしまいます!

まずは近い色でグラデーションを作ってみましょう。2色のグラデーションで十分きれいです。

そう言えばデザイン初心者の頃、先輩が金のグラデーションを作ってるのを見たとき「金って茶色とか黄色で作ってるの!?すごい!!」と感激したのを思い出します。

(関連記事)初心者デザイナーやりがちのグラデーションNG集

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実は金以外でも高級感を出せる【赤や青でも高級になる】

前置きは終わりです。先程シルバーやピンクゴールドでも高級感が出せると書きましたが、他にも赤や青(または暗めの赤、紺色)でも高級感を演出できます。紺色に金に近いお気づきの方、いらっしゃるかと思いますがこの赤と青は、そう、ビールのパッケージの色です。麒麟の本麒麟(タモリさんのやつ)、モルツのプレミアムモルツ(矢沢永吉さんのやつ)。というわけで、高級感またはプレミアム感を演出する色として金色、ピンクゴールド、暗めの赤色、青色(紺色)を定番として覚えておきましょう。その際、背景やベース色は組み合わせでも良いですし、黒色や白色を使うのが無難です。

実際に赤や青(紺色)を使ってデザインをしてみます。

中心にある箱はAdobe Dimension(ディメンション)で作ったものです。簡単にハイクオリティな素材が作れるのでAdobeクリエイティブクラウドお持ちの方は是非。

綺麗な球体の作り方

adobeディメンションでプレミアム感を演出【デザイン初心者、必読です】

【ちなみに】他にもある、高級感を出す方法

先程の色をベースに色々な素材を使えば高級感、プレミアム感は出せます。例えば、模様を入れたり、筆字を使用したり、光(レンズフレア)を入れたり、カーテンやリボンをいれたり。

コツとしては素材を足し過ぎないことです。何でもかんでも素材を足していくと高級感とは反対の質素感、お粗末感な印象を与えてしまいがちです。(初心者あるあるです)。また余白をたくさんとることも大事です。ツメツメのデザインよりも余白をふんだんに使った方が高級感、スタイリッシュ、整った印象を与えることができます。

終わりに

今回ご紹介した高級感を演出する色ですが『この数値』と明確なものは言い難いです。演出したいものや年齢層、素材によって薄くしたり濃くしたりその時々によって数値も変わってきます。年齢層が若ければ少し薄めでも伝わるかもしれませんし、逆に薄い金色などはおじいちゃんおばあちゃんには伝わらないかもしれません。おじいちゃんおばあちゃんにはむしろ濃い緑(お抹茶)とか使うと高級感が伝わるかもしれませんね!

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