写真に文字を配置した時のプロの技【デザインテクニック】
今回は写真に文字を配置した時にちょっと手を加えるだけで劇的に見た目が変わるテクニックをご紹介します。(見やすくなります!)
写真を活かした文字の配置というのは『文字にレイヤー効果をつけないこと』です。文字にドロップシャドウや光彩など付けると文字は見やすくなるかもしれませんが元の写真がダメになってしまします。写真はカメラマンさんがきれいに撮影したものなので、文字のドロップシャドウや光彩、境界線などで潰してしまわないように心がけると良いです。(ドロップシャドウや光彩は本当にどうしようもない時、最終手段として使用しましょう。)
参考としてこちらの配置デザインで考えていきます。
沖縄ですね。
写真も文字も配置、トリミング的にも問題はなさそうですが、紹介するテクニックでよりよいデザイン配置をしてみます。ちなみに今回はあえての『沖縄』です。四角が多い漢字、すき間が多い漢字なんかには持って来いのテクニックとなります。
ドロップシャドウを使ったデザインは(あまり)良くない
先にドロップシャドウを使ったデザインを見ていきます。
冒頭でも紹介しましたがドロップシャドウや光彩など、フォトショップのレイヤー効果を使うと文字は目立ちますがデザインとしてはイマイチ。なんかこだわってないというか、ちょっとチープです。
実際にテクニックを使っていきます
早速ですがテクニックを使ったデザインはこちらになります。
はい。こちらです。ビフォーと比べてどうですか?全体的にきれいにまとまってませんか?文字も見やすくなっていると思います。ちなみに文字や写真などの配置は変えてません。写真にちょっとだけ『手間』を加えました。このテクニックですがちょっとだけコツが必要です。
やりすぎ注意
このテクニック、やりすぎは禁物です。テクニックを使いすぎたデザインはこちらです。
先ほどと比べてなんか違和感感じませんか?目が散るというか、まとまってないというか。最初のビフォーの方が良かった気さえします。
正解はこちら【写真をブラシで塗ってしまう】
みなさんもうお気づきかと思いますが、テクニックを使用した箇所はこちらです。
写真のピンクで囲った箇所に、フォトショップのブラシで直接(違和感ないように、文字が見やすくなるように)色を塗ります。『沖縄』のような四角が多い漢字は文字を配置したときに、四角のすき間に違和感が出ます。つまり、色の数が多くなってしまうのです。それを『ブラシで色を単純化させる』ことによって自然な配置バランスに見せてあげるのです。
コツとしてはやりすぎないこと【塗った色の割合が大事!】
このテクニックちょっと難しいです。先ほど紹介したように『やりすぎ』注意です。すき間の色を単純化しすぎると写真に違和感が出すぎて逆に目立ってしまいます。ざっと一気に塗るのでなく、ブラシの透明度を下げてちょっとずつ色を塗ってあげましょう。(写真自体に違和感が出ないように!)
沖縄の漢字の右上箇所、ハイビスカスの赤と空の色が重なる部分。ここはハイビスカスの赤を塗るのか、空の色を塗るのか割合はどのくらいがいいのか。(実際は99.5%を空の色で塗り、0.5%ハイビスカスの赤を塗りました。アップにするとちょっとだけ赤っぽく見えます)
まとめ
今回は『写真に色を塗って漢字配置との違和感をなくしていく』テクニックをご紹介しました。大変細かいテクニックですが、そのままのデザインよりも明らかに良いデザイン配置になっているのが分かると思います。ドロップシャドウや光彩なんか使わなくても、『きれいな見やすいデザイン』、『デザインの見え方』はデザイナーのテクニック、腕次第で変わってきます。是非参考になれば幸いです!
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